イベントプロジェクトより

 

 お知らせ

 

こんなイベントです

植生とハイキングin八高山

1.時 期  平成14年11月10日(日)9:15
(定期バスの到着時間を集合時間とする)
解散時間(定期バス最終時刻15:15)

2.集合場所 掛川市黒俣 杉山商店前 現地集合
       駐車場:杉山商店南側河川公園広場

3.参 加 費 なし。

4.連 絡 先 市役所国保介護課中山幸男 21-1196 夜間29-1715 

5.コース
  9:30杉山商店→大代林道→登山口→原生林→白光神社→八高山11:30
 12:30八高山→白光神社→馬王平→大代林道→杉山商店15:00

8.参加者持物     弁当、水筒、雨具、タオル、行動食(ビスケット、果物等)

9.服  装 登山ができる服装(靴はキャラバン又はズック靴)

 

●八高山の概要(市民ハイキング資料)

八高山は、掛川市と川根町、金谷町との境にある標高832mの市内で最も高い山である。山頂には一等三角点があり、頂上の北側と南側からの展望に優れている。大井川流域の山々や晴れていれば富士山、南アルプスの上河内岳、聖岳、荒川岳等の山岳を望見できる。南側からは、粟ケ岳、大尾山、小笠山、そして遙か遠くには、御前崎や光る遠州灘の海原、天竜川、アクトタワーなどを望むことができる。 八高山という山名は、日本山岳ルーツ大辞典によれは、「八つのカメの背のようなうねり(山脈)をもつ山」ということである。山頂近くには鬱蒼としげる大きな杉の中に白光神社がある。また、この八高山一帯は、二級河川原野谷川の源流部で、赤目揃沢には滝もあるなど渓谷の様相を呈しており、掛川市の貴重な水源地帯ともなっている。
植生的には、人工林も多いが、八高山の周囲には自然林も残っており、山頂付近は、暖帯林から温帯林・冷温帯への移行が見られ、カエデなどの落葉広葉樹のほか、モミなどの針葉樹、照葉樹のカシ類、よく発達したアカガシ林、アセビの群落がある。春には、紫紅色の花をつけたミツバツツジや薄紅色のチチブドウダンツツジ、白い花を咲かせたアセビなどが登山道周辺で見られ、楽しい山歩きができる。秋には、エンシュウハグマが林床に花をつけ、気温の低下とともに広葉樹を中心に紅葉し、山は輝きを増すなど市内でも有数の豊かな自然がある。    主な樹種として針葉樹のモミ、ツガや照葉樹のアカガシ、ウラジロガシ、アセビ、シキミ、ヒイラギ等がある。夏緑樹は、ヒメシャラ、リョウブ、イヌシデ、ヤマザクラ、アベマキ、クマノミズキ、イロハカエデ、イタヤカエデなどが茂る。低木はチチブドウダンが多く、キヨスミミツバツツジ、カマツカ、コアジサイ、ミヤマシキミなどがある。アカガシとモミの林もある。山頂近くにある白光神社の境内には、大きなスギがあり、セッコク、カヤラン、キヨスミコケシノブが着生している。林床には、ミヤマシキミがあり、エンシュウハグマが群生している。